活動概況

香川経営研究会は今期で19期目に入ります。その中で各委員会の専門的な活動として、「経営理念委員会」「ありがとう委員会」「リーダーシップ委員会」「経営戦略委員会」「活性化委員会」「総務・広報委員会」を設け、それぞれが経営に関するスキルアップ・組織運営に関するスキルアップの為の委員会を開催し、経営研究会の根幹の活動をしていきます。
また、新入会員さん向けのオリエンテーションを定期開催、経営計画書作成セミナー、各種全国イベントにも積極的に参加し、様々な活動を通して経営の勉強をしていきます。そして各地域の経営研究会との交流を通して、自社の経営に活かすべく事例を学んでいきます。
活動としては総会を年3回、例会を年8回行います。例会は各担当委員会が開催し、会員の自己修練および組織運営の実践の場とします。様々な講師を招聘し、企業事例などを講演いただき自社の業績向上のため学んでいきます。理事会や執行部会を毎月開催し、会の運営について審議していきます。
運営体として、会員は正会員(LT、PSS、PSV、SGA修了者)と準会員(それ以外)の2種あります。役員は会長1名、副会長3名以上、事務局長1名、理事5名以上(正・副会長・事務局長含む)、監事2名が総会にて選任されます。入会金は2万円、年会費は6万円(同一会社2人目からは3万円)です。
会長方針
最近、日本国内では、新型コロナウイルスの感染が終息したかのような傾向が見えてきていますが、海外の状況や、第六波の到来予測などまだまだ予断を許すことはできません。私は、正直、ここまで新型コロナウイルスの流行が長引くことを想像していませんでした。そして飲食や、旅行業などのサービス業の皆さんは本当に苦しい経営を強いられているのではないかと推察いたします。
これからの新型コロナの動向は誰にも予測することはできないと思いますが、これからも新型コロナは、消えることはなく、共生していかないといけないものになるのは確実です。そして、コロナ以外にも私たちの経営環境に影響を及ぼすものとして、原油価格の高騰に端を発した石油製品の値上がり、ウッドショックと言われる木材価格の高騰、また、半導体の供給不足など、経営課題は山積してきています。
香川経営研究会の業績アンケートでは前年度より、赤字企業の割合が減り、黒字企業の割合が数パーセント増えていますが、全体として経常利益が下がっている会社が大幅に増えています。これは、私たちの中小企業の経営環境が悪化していることを意味しており、補助金などの優遇処置がなくなり、政府支援のもと3年間無金利で借りている借入金の返済が始まれば、更に経営状況は厳しくなるのではないでしょうか。
私たちは、社員さんやお客様のためにも、このような厳しい経営環境を乗り越えて、会社を存続していかなければなりません。その手段として、この日創研香川経営研究会を活用していきましょう。
皆さまの日創研香川経営研究会の入会の目的は何でしょうか?
私は自社の繁栄のためです。
日創研香川経営研究会の学びを、自社に落とし込むことにより「志の高い経営」になります。企業は大小関係なく、夢を持ち、希望を持ち、一貫性を持ったビジネス体系を確立し、永続する会社を作らなければなりません。今こそ、私達が学んできた「可能思考能力」を自社にどう活かすかということを考えていくときです。日創研香川経営研究会を「学ぶ場」「自己鍛錬の場」「経営スキル向上の場」として、活用し、自社の健全な経営と繁栄に繋いでいかなければなりません。
そして、経営の本質である「何のために経営をしているのか」ということを自身に問い続けていくことも必要です。経営者や幹部、社員さんが、自社がやるべきこと、自分が一番先にやるべきことは何かを考え実践しなければなりません。私は今までどういう状況であっても、笑顔で乗り越えてきました。今の環境だからこそ、我々が学んでいる可能思考で行動を起こして、「笑顔で強くて良い会社」を創っていきましょう。
以下に三つ、会長方針を示させていただきますので、皆さま、ご協力よろしくお願い致します。
1.コロナ禍で、香川経営研究会から倒産企業を出さない
香川経営研究会の会員の全力協力で、コロナ禍を乗り越えましょう。このコロナ禍で、香川経営研究会から倒産企業や脱落者を出したくありません。そのために会員さん同士の関わり合いを大切にし、会員さんのお困りごとに少しでも気づけるように積極的に寄り添っていきます。そして、香川経営研究会を会員さん同士が援助し合える会にしていきましょう。
また多くの中小企業の経営者は苦しんでいます。経営をよくするための具体策に苦慮しています。問題を共有化しサポートできるようにするためにも、周りで困っている経営者の皆様に積極的に入会のお誘いをしていきましょう。
日創研香川経営研究会には、物事を前向きにとらえ、最後までやり抜く力を鍛える「場」があります。会員さん同士が切磋琢磨して高め合える「仲間」がいます。また、経験豊富な経営相談員からアドバイスをもらえる「経営相談」もありますので、今こそ活用していきましょう。それにより自社が進むべき道が見つかり、自社の強みを活かす経営につながっていきます。
私は、香川経営研究会が大好きです。私は、香川経営研究会の会員さんから絶対に倒産企業を出したくありません。全員で「共に学び、共に栄える」の精神を持って、コロナと共生できる「強くて良い会社」を創りましょう。
2.日創研の研修を活用して、自社に落とし込もう
会社は、社員さんやその家族、関わる人達すべての生活を守るために、未来に繋いでいかなければなりません。コロナ禍で、会社を未来に繋げていくには、学び続けて、強くて良い会社を創ることが大切です。
日創研香川経営研究会には成果を創る体験ができる環境があります。また、日創研では、コロナ禍に立ち向かっていくために、様々な研修を実施しています。コロナ禍で企業に必要なのは、個々の能力や知識を集めて成果を創り出すことです。今こそ、ひとりひとりの力を集めるときです。
日創研には、職能研修があります。業績向上、人材育成、経営計画書作成、イノベーションに関する研修などを自社に活用していきましょう。社員さんと共に学び、自社の強みを見つけ、自社の強みを活かした経営をしていきましょう。
そして、常に「何のために日創研・経営研究会に入会しているのか」の問いを持ち続けながら活動をしていきましょう。
3.一人ひとりの会員さんが笑顔で輝ける香川経営研究会を創ろう
自分が笑顔で関われば、周りが笑顔になります。笑顔が溢れる場ができ、皆の幸せを感じることができます。会社でも同じことが言えます。社内に笑顔が溢れれば、明るくなり、社員さん一人ひとりが輝ける場所を創ることができ、お客様に信頼され、周りから愛される会社になります。それによりお客様満足が増え、会社の業績向上に繋がります。香川経営研究会においても、笑顔が溢れ、一人ひとりの会員さんが輝ける場を創っていきましょう。
日創研香川経営研究会
会長山下裕子
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